ハンギングバスケット部門
イギリスで始った歴史ある装飾園芸の技法です。特に我が国のような都市環境、狭い公共空間、個人の庭では、吊るしたり掛けて楽しめるハンギングバスケットはとても効果的です。
水平方向だけでなく縦方向に生長変化する植物の特性を見極めて製作します。
競技内容
前回大会と同じ完成品の持ち込みによる競技となります。バスケットは市販品でもオリジナル品でもかまいません。競技ではデザイン、装飾する環境条件に合わせた植物選択、植物相互のレイアウト、オリジナル性を審査します。
競技の見どころ
ハンギングバスケットは製作後2週間から1ヵ月後以上経過して、植物がそれぞれの特性に合わせて成長を始めてからが完成です。
今回は特に今が見ごろの完成品募集ですので、デザイン性はもちろんレイアウト、植え込み技術、オリジナル性が評価されます。
フラワーデザイン部門
予選(持ち込み作品)とセミファイナル・決勝の3回で競技が行われます。フラワーデザイナーとしての美的感覚を競い合います。
競技内容
予選(持ち込み作品)とセミファイナル・決勝の3回で競技が行われます。予選では各自でテーマに沿ったデザインを事前に作成展示し、フラワーデザイナーとしての基本的な技術を競います。予選を勝ち抜いた20名でのセミファイナルは、花束を作成し、セミファイナルを勝ち抜いた10名が決勝でフラワーデザイナーとしての美的感覚を競い合います。競技者は勿論のこと、来場者の方々も楽しめるサプライズ方式での競技となります。
競技の見どころ
各自が事前にテーマに沿ったアレンジメントを展示し審査を行います。それぞれのデザイナーが多種多様の花材を使ったオリジナリティー溢れるデザインをお楽しみ下さい。
セミファイナル20名の材料はあらかじめ参加者に告知されます。同じ材料が、デザイナーによってさまざまな形の花束に変身します。決勝戦では、使用する材料はその場で開けてみないとわからない「サプライズ方式」と呼ばれ、フラワーデザイン日本代表を決めるようなハイレベルな競技会でも採用されているものです。開けた瞬間の選手の戸惑い…驚き…。そして、短い時間内でどれだけ完成された美しい世界を作り出せるか。一瞬も目が離せません!直感や美的感覚などの洗練されたセンスこそ、フラワーデザイナーとしての醍醐味です。競技者の一瞬のひらめきをご堪能下さい。
コンテナガーデン部門
今回は、完成品の持ち込みによる競技となります。植え込みをするコンテナ(鉢)は、瀬戸物禁止とします。プラスチック又は籐かご・竹かごに限ります。競技ではデザイン、装飾する環境条件に合わせた植物選択、植物相互のレイアウト、オリジナル性を審査します。
競技の見どころ
さまざまな植物を一つのコンテナ(鉢)に寄せ植えする
ことで植物を単体で鑑賞するのとは違った趣を得ることができます。
ガーデンの名の通り箱庭つくりが原型ですが、装飾美および長く楽しむための植物、用土の知識も要求されます。